瑠璃・琉璃(読み)るり

精選版 日本国語大辞典の解説

るり【瑠璃・琉璃】

〘名〙
① (vaiḍūrya の音訳「べいるり(吠瑠璃)」の略) 古代インド、中国などで珍重した宝玉。七宝の一つ。青色のものを代表とするが、他に赤、白、黒、黄、緑、紺などがあるという。また、ガラスの類をもさす。瑠璃珠。
※性霊集‐一(835頃)徒懐玉「説聴瑠璃、情幾擡」 〔薬師如来本願経〕
※栄花(1028‐92頃)浅緑「瑠璃の経巻は霊鷲山の暁の空よりも緑なり」
③ ヒタキ科のオオルリ、ツグミ科のコルリの俗称。雄はいずれも美しい瑠璃色の羽毛を持つ。るりちょう。《季・夏》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
④ ナトリウム、アルミニウムの珪酸塩で塩素や硫黄も含み複雑な組織の鉱物。藍色、半透明でガラス光沢がある。等軸晶系。塊状で接触変成作用を受けた石灰岩中に産する。宝石・装飾用。ラズライト。ラピスラズリ。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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