デジタル大辞泉
「真っ向」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まっ‐こう‥カウ【真向・真甲カフ】
- 〘 名詞 〙 ( 「まっこう(抹額)」と同源で、「真向」「真甲」はあて字か )
- ① 額(ひたい)のまんなか。
- [初出の実例]「臼杵八郎おしよせ、五郎にわたりあひ、まっかうわられて、うせにけり」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
- ② 兜(かぶと)の鉢の前面部。
- [初出の実例]「痛手なれば、まっかうを馬のかしらに当てうつぶし給へる処に」(出典:芸大本平家(13C前)九)
- ③ 真正面。正面。ま向き。表。
- [初出の実例]「紅(あけ)にそまはりたる友切、まっこうにさしかざし」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
- 「自由主義政治体制に真向から反対するソ連や」(出典:憲法講話(1967)〈宮沢俊義〉一一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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