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高岡[市] たかおか

百科事典マイペディアの解説

高岡[市]【たかおか】

富山県北西部の市。1889年市制。富山平野西部と宝達(ほうだつ)丘陵南部を占め,富山湾に面する。中心市街は加賀藩主前田利長城下町として発展。のち廃城となったが,藩主が保護奨励した銅器,鉄器,漆器などを主とする商工業都市として繁栄した。
→関連項目大島[町]新湊[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

たかおか【高岡[市]】

富山県北西部,呉西地方の中心都市。1889年市制。人口17万3607(1995)。市街地は庄川扇状地の末端に突出した高岡台地を中心に発達した。早くから開け,東大寺の荘園であったことが《正倉院文書》に記録されている。小矢部(おやべ)川河口の伏木には越中国府,国分寺が置かれた。江戸初期この地に築城した前田利長が砺波(となみ)郡西部金屋(にしぶかなや)村から招いた7人の鋳物師(いもじ)によって始められた鋳物製造は,高岡が銅器,梵鐘,なべ,かまなど金属製品の製造によって繁栄する基礎となった。

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世界大百科事典内の高岡[市]の言及

【越中国】より

…《延喜式》に上国とあるが,上国と定められたのは804年(延暦23)で,それ以前はすでに上国なみの官制を適用されてはいたが,等級としては中国であったらしい。国府は射水郡,現在の高岡市伏木古国府の地に所在した。小矢部川の河口左岸段丘上に位置し,付近には国分寺跡も存在する。…

【富山[県]】より

…第1次大戦を契機として出発した近代工業は,豊富・低廉な電力と工業用水,伏木(ふしき)港や富山港の港湾施設,豊富な労働力,工業用地などに恵まれたため,冬季の積雪や首都圏,中京圏,近畿圏からほぼ等距離にあって大消費地から遠いという不利な条件を克服して発展した。近代工業のうち,鉄鋼(合金鉄),化学,機械,紙・パルプなどの重化学工業部門は,伏木・富山両港の背後地に展開して高岡北部工業地域および富山北部工業地域を形成し,繊維工業を中心とする軽工業部門は小矢部市,砺波市などに立地して内陸工業地域を形成していった。さらに新湊市の放生津(ほうじようづ)潟を利用した掘込み式人工港湾で日本海側有数の規模を誇る富山新港が完成(1968)し,既存の伏木港,富山港(旧,東岩瀬港)と合わせ伏木富山港として重要港湾に指定された。…

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