デジタル大辞泉
「計」の意味・読み・例文・類語
はか【▽計/▽量/▽果/▽捗】
1 仕事などの進みぐあい。やりおえた量。
2 田植え・稲刈りなどのとき、当てられた分担の区画。
「秋の田の穂田の刈り―か寄り合はばそこもか人の我を言なさむ」〈万・五一二〉
3 目当て。あてど。
「からをだにうき世の中にとどめずはいづこを―と君もうらみむ」〈源・浮舟〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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けい【計】
- 〘 名詞 〙
- ① くわだて。はかりごと。計画。
- [初出の実例]「貴人のなんでまり計を案じすまいて、吾が功にせうとするを」(出典:史記抄(1477)一一)
- [その他の文献]〔史記‐高祖紀〕
- ② なりわい。生計。
- [初出の実例]「東京で永遠の計を立てるつもりで」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉二)
- ③ 二つ以上の数を加え合わせて得られる価。合計。
はか【計・量・果・捗】
- 〘 名詞 〙
- ① 稲を植えたり刈ったり、また、草を刈ったりする時などの分担範囲。→かりばか。
- ② 目あて。あてど。はかり。
- [初出の実例]「わが宿は雪ふる野べに道もなしいづこはかとか人のとめ来む」(出典:班子女王歌合(893頃))
- ③ 仕事などの進みぐあい。はかどり。→はか(計)が行く
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「計」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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