デジタル大辞泉 「象」の意味・読み・例文・類語
しょう【象】[漢字項目]
[学習漢字]5年
〈ショウ〉1 物の形。目に見えるすがた。「印象・気象・具象・形象・現象・事象・心象・対象・万象」
2 物の形をかたどる。「象形・象徴」
〈ゾウ〉1 動物の名。ゾウ。「
2 物の形。「
[名のり]かた・きさ・たか・のり
[難読]
〈ショウ〉
〈ゾウ〉


、
あり。三年にして一たび
す。耳
四足尾の形に象る」(段注本)という。卜辞に「象を
(え)んか」と卜するものがあり、当時は江北に象が棲息しており、捕獲して土木工事に使役していたようである。「爲(な)す」の爲(為)は象の上に手を加える字形で、象を使役する意。築営のことを爲といった。殷虚の婦好墓からは象
杯が多く出土し、〔孟子、
文公下〕に、周初に「虎・
・犀・象を驅りて之れを
ざく」とあり、象は古く江北の地にも群棲していたことが知られる。象を象徴の意に用いるのは、
(祥)との通用義であろう。相似の意は、像・様の意である。
に
り。樗(ちよ)の木理に似たり。故に岐佐と名づく 〔名義抄〕象 キサ・カタチ・タダ・ノリ・ワタル・カタドル・ノトル
・
など六字を収める。像八上は「似るなり」(段注本)と訓し、
(養)(よう)の声でよんで様の意。
八上は「
るなり」と訓し、妝・装の意がある。
・
ziangは同声。また樣(様)jiangも声が近く、象をまた像・様の意に用いる。
▶・象人▶・象数▶・象声▶・象徴▶・象斗▶・象度▶・象道▶・象徳▶・象舞▶・象武▶・象服▶・象物▶・象貌▶・象夢▶・象訳▶・象六▶・象路▶・象輅▶・象鞋▶・象
▶・象管▶・象眼▶・象嵌▶・象
▶・象笏▶・象歯▶・象珥▶・象主▶・象牀▶・象隊▶・象
▶・象
▶・象
▶・象弭▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…舜の父は瞽叟(こそう)で暗黒神。舜の庶弟の象(しよう)と謀って舜を殺そうとするが失敗し,象はのち南方の有鼻の国に封ぜられた。舜は南巡して蒼梧(そうご)の野に崩じて九疑山に葬られたが,この九疑の神が楚巫の祀(まつ)る最高神で,《楚辞》離騒に歌われ,舜のあとを追うて湘水(しようすい)に没した二妣の娥皇・女英は,湘君・湘夫人になったという。…
※「象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...