デジタル大辞泉 「階」の意味・読み・例文・類語
かい【階】
[名]1 上がり段。きざはし。階段。
2 多層の建物の一つの層。「受付は2
3 地質年代による地層区分の最小の単位。年代区分の「期」に対応し、「統」を細分したもの。
4 数学で、微分方程式に含まれる未知関数の導関数の最高次数。
[接尾]助数詞。1 建築物の層を数えるのに用いる。「35
2 位階の等級を数えるのに用いる。
「一―こえて、
[類語](
1)階段・階梯・段段・きざはし・石段・石階/(
2)フロア・床
[名]
[接尾]助数詞。
1)階段・階梯・段段・きざはし・石段・石階/(
2)フロア・床


字条に「階の
なり」とあって、みな次を以て高きにのぼることをいう。皆に整列する意があり、段階を以て上るべきものをいう。
(ふ)は神梯の象。もと祭壇の階をいう語であった。字はまた
に作る。
波之(はし)、一訓、之奈(しな)〔名義抄〕階 ハシ・シナ・ヨル・ノブ・ススム・ホトリ・ノボル・カナフ・トモニ・コトハリ/
或いは階字 マス・ミチ・ミギリ・ハシ・カナフ
▶・階次▶・階侍▶・階緒▶・階序▶・階除▶・階職▶・階砌▶・階前▶・階漸▶・階礎▶・階層▶・階闥▶・階段▶・階
▶・階秩▶・階庭▶・階梯▶・階途▶・階堂▶・階品▶・階陛▶・階
▶・階封▶・階由▶・階歴▶・階列▶・階廊▶
階・側階・
階・台階・壇階・超階・庭階・天階・殿階・土階・東階・登階・賓階・武階・舞階・文階・門階・踰階・擁階・乱階・履階・
階・臨階・
階・歴階出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…したがって,そのなかのある部分については修正がつづけられたり,問題が残されていたりする。人類の歴史の区分や時間の区分にしても大単元から小単元へと固有の名称があるように,地質系統の区分には累界(累代),界(代),系(紀),統(世),階(期)の用語が使われ,それぞれが,地球の歴史のある単元の中で地球表面に堆積した一連の地層と地層が堆積する間に流れた時間を示すという国際的な約束ができている。累界,界,系,統,階は年代層序区分,累代,代,紀,世,期は年代区分である。…
…異なる高さの床面を結ぶ通路で,段々状になったものをいう。傾斜した地盤上につくり出されるものと,建築物の上下階を結ぶ構造物とがある。形状により,直階段,折れ階段,折返し階段,回り階段,らせん階段などに分けられる。…
…昇降のための道具。代表的な形は2条の長い材の間に,足がかりの横木(踏子(ふみこ))を一定の間隔で取り付けたもので,これを対象に寄せかけて立て,昇降する。猿梯子とも呼ばれ,木製が多いが竹製,金属製などもある。梯子は古く〈はしのこ〉と呼ばれ,〈こ〉は木の葉(このは)などと同じく〈木〉の古形であり,〈はし〉は端,橋などと同根で,端と端の間に渡すという意味である。〈はしのこ〉は端と端の間に渡した横木を指したが,これがいつしか梯子全体を指すようになったと思われ,梯子を立てることを梯立(はしたて)ともいった。…
…異なる高さの床面を結ぶ通路で,段々状になったものをいう。傾斜した地盤上につくり出されるものと,建築物の上下階を結ぶ構造物とがある。形状により,直階段,折れ階段,折返し階段,回り階段,らせん階段などに分けられる。…
※「階」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...