一方ならず(読み)ヒトカタナラズ

デジタル大辞泉 「一方ならず」の意味・読み・例文・類語

一方ひとかたなら◦ず

普通の程度でない。ひととおりでない。「―◦ず喜ぶ」「―◦ぬお世話になった」
[類語]非常極めて至って甚だごく至極しごく滅法めっぽうすこぶるいともとても大いに実にまことに大変大層異常極度けた外れ桁違い並み外れ格段著しい甚だしいすごいものすごい計り知れない恐ろしいひどいえらい途方もない途轍とてつもないこの上ない筆舌ひつぜつに尽くしがたい言語げんごに絶する言語ごんごに絶する並並なみなみならぬめためたさんざっぱらさんざんさんざこってりめちゃくちゃめちゃめっちゃ底抜け恐るべきこよなく殊の外ひときわ特段度外れ法外べらぼうとんでもない類がない比類ない無上よっぽど度が過ぎる行き過ぎどえらい飛び切り段違い圧倒的かけ離れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一方ならず」の意味・読み・例文・類語

ひとかた【一方】 ならず

一通りでない。尋常一様でない。あれやこれや。さまざまに。
源氏(1001‐14頃)夕顔「ひとかたならず心あわただしくて」

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