めためた(読み)メタメタ

デジタル大辞泉 「めためた」の意味・読み・例文・類語

めた‐めた

[副]
[形動]程度を越えてはなはだしいさま。めちゃめちゃ。「エラー続出でめためたに負ける」
[副]に同じ。
名医にかへてみしに、―と悪しくなり」〈浮・永代蔵・六〉
[類語]大変大層異常極度けた外れ桁違い並み外れ格段著しい甚だしいすごいものすごい計り知れない恐ろしいひどいえらい途方もない途轍とてつもないこの上ない筆舌ひつぜつに尽くしがたい言語げんごに絶する言語ごんごに絶する並並なみなみならぬ極めて至って甚だごく至極しごく滅法めっぽうすこぶるいともとても大いに実にまことに一方ひとかたならずさんざっぱらさんざんさんざこってりめちゃくちゃめちゃめっちゃ底抜け恐るべきこよなく殊の外ひときわ特段度外れ法外べらぼうとんでもない類がない比類ない無上よっぽど度が過ぎる行き過ぎどえらい飛び切り段違い圧倒的かけ離れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「めためた」の意味・読み・例文・類語

めた‐めた

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 「めたと」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「はりたてた障子とも云はず手習をしてめためた墨をつくるぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)五)
    2. 「Metametato(メタメタト) イエエ トリカケタ〈訳〉家に居た人を大勢の者が、不意に襲った」(出典日葡辞書(1603‐04))
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 程度を越えてひどいさま。「めためたにやられる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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