恐るべき(読み)オソルベキ

デジタル大辞泉 「恐るべき」の意味・読み・例文・類語

おそる‐べき【恐るべき】

[連語]
恐れなければならない。恐れるのが当然の。「恐るべき自然破壊
程度がはなはだしいさま。非常な。「恐るべき速さ」
[類語](2めためた大変大層異常極度桁外れ桁違い並み外れ格段著しい甚だしいすごいものすごい計り知れない恐ろしいひどいえらい途方もない途轍とてつもないこの上ない筆舌に尽くしがたい言語げんごに絶する言語ごんごに絶する並並ならぬ極めて至って甚だごく至極しごく滅法めっぽうすこぶるいともとても大いに実にまことに一方ひとかたならずさんざっぱらさんざんさんざこってりめちゃくちゃめちゃめっちゃ底抜けこよなく殊の外ひときわ特段度外れ法外べらぼうとんでもない類がない比類ない無上よっぽど度が過ぎる行き過ぎどえらい飛び切り段違い圧倒的かけ離れる

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精選版 日本国語大辞典 「恐るべき」の意味・読み・例文・類語

おそる‐べき【恐べき】

  1. 〘 連語 〙 恐れなければならない。恐れるのが当然の。転じて、恐ろしいと感じるほど程度がはなはだしい。
    1. [初出の実例]「猿に小蓑を着せて、誹諧の神を入たまひければ、たちまち断腸のおもひを叫びけむ、あだに懼るべき幻術なり」(出典:俳諧・猿蓑(1691)序)

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