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のろし(狼煙) のろし

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世界大百科事典 第2版の解説

のろし【のろし(狼煙)】

遠方から合図を送る手段として発煙,発火により緊急事態を伝達する方法。古来とりわけ戦時の急を要する連絡用として用いられた。中国,日本ののろしが知られるが,ヨーロッパアメリカにおいても,のろしはコミュニケーションの手段として古くから用いられた。のろしの原理は自然現象にもみられ,煙と火を噴き上げるイタリアなどの活火山は,地中海を航行する船に昼夜を問わず方位を知るための便を供した。のろしの実例としてはアメリカ・インディアンの例がなじみが深いが,1世紀にローマ帝国の侵入をうけたイギリスピクト人が危険を知らせるために用いた例などがある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内ののろし(狼煙)の言及

【オオカミ(狼)】より

…風が穀物畑をわたるときオオカミが走るといわれ,オオカミは〈穀物狼〉とか〈麦狼〉と呼ばれて穀物畑の生長霊とみなされることもあり,同時に畑に入らないようにとの〈子おどし〉にもなっていた。狼男【谷口 幸男】
[中国]
 北方の遊牧民,狩猟民はオオカミの糞をたいてのろしにした。〈狼火〉〈狼煙〉といい,風が吹いてもまっすぐに上がるという。…

※「のろし(狼煙)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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