イエス・キリスト(読み)イエスキリスト

百科事典マイペディア 「イエス・キリスト」の意味・わかりやすい解説

イエス・キリスト

ギリシア語で正しくはイエスス・クリストスで,〈油を注がれた者・王・救世主たるイエス〉の意。この表現自体が彼を開祖と仰ぐキリスト教徒の立場を反映していることに注意しなければならない。福音書の伝えるその生涯は巌密な史学的検証に耐えないが,およそ以下のように推定される。ヘロデ大王(前4年没)の晩年ガリラヤナザレに生まれ,後28年ころバプテスマのヨハネ洗礼を受けてその運動に参加,のち独立してガリラヤを中心に宣教し,後30年ころエルサレムで捕縛・処刑された。死後復活して弟子たちに顕現したと伝える。ここに原始キリスト教が成立,以後の世界史に重大な役割を演じることになった。→キリスト教
→関連項目オリーブ[山]ナザレベツレヘムユニコーン

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とっさの日本語便利帳 「イエス・キリスト」の解説

イエス・キリスト

明日のことを思いわずらうな。明日のことは、明日自身が思いわずらうであろう。一日苦労は、その日一日だけで十分である。\『新約聖書
イエス・キリスト(前四頃~後三〇頃)のことば。

イエス・キリスト

この世は橋である。渡ってゆきなさい。しかし、そこに、棲家を立ててはならない。\イエス・キリスト
北インドの町の城門に刻されたことば(前四頃~後三〇頃)。

イエス・キリスト

何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもその通りせよ。\『新約聖書』
イエス・キリスト(前四頃~後三〇頃)のことば。

イエス・キリスト

人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。\『新約聖書』
イエス・キリスト(前四頃~後三〇頃)のことば。

イエス・キリスト

幸いなるかな、貧しき者よ。\『新約聖書』
イエス・キリスト(前四頃~後三〇頃)のことば。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

367日誕生日大事典 「イエス・キリスト」の解説

イエス・キリスト

生年月日:前4頃年12月25日
キリスト教の始祖

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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