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大本(おおもと) おおもと

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知恵蔵2015の解説

大本(おおもと)

出口なお(1836〜1918)を開祖とし、出口王仁三郎(おにさぶろう)(1871〜1948)を聖師とする新宗教。1892年旧正月、なおは突然神がかりし、その後、艮(うしとら)の金神の言葉を伝えるようになる。そして、世の中の「立替え立直し」(根本的な変革)を説く「筆先」を書き始める。「筆先」とは、神の言葉を自動筆記したものである。98年、なおは上田喜三郎と出会い、翌年に金明会(すぐに金明霊学会と改称)を結成する。上田はなおの五女と結婚し、出口王仁三郎となる。終末予言を中心とする活動や台湾布教、新聞社の買収などが原因で、1921年に大規模な弾圧を受け、王仁三郎や幹部が検挙される。35年には、不敬罪と治安維持法違反で、再び大規模な弾圧を受け、本部が破壊される。戦後、大本として再出発、現在に至る。京都府亀岡市に本部を置く。信者数は公称約17万人。生長の家世界救世教を始め、その後の新宗教教団にも大きな影響を及ぼした。

(岩井洋 関西国際大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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