栄[町](読み)さかえ

百科事典マイペディア 「栄[町]」の意味・わかりやすい解説

栄[町]【さかえ】

千葉県北部,印旛(いんば)郡の町。北の茨城県境を利根川が東流,南部印旛沼に面し,町域はおおむね平地。主集落の安食(あじき)は近世利根川筋からの成田山参拝路にあたり宿場町として栄えたが,成田線開通後は成田市商圏を奪われて一時衰微。近年は都市化が進み,人口も増加。米作を行う。東部に竜角寺(薬師如来像は重文)がある。東日本大震災で,町内において被害が発生。32.51km2。2万2580人(2010)。

栄[町]【さかえ】

新潟県中部,南蒲原(みなみかんばら)郡の旧町。南に見附(みつけ)市,北に三条市と接する。信越本線,国道8号線が通じる。稲作が盛ん。鉄鋼金属などの企業が進出し,工業団地も造成された。2005年5月南蒲原郡下田村と三条市へ編入。45.22km2。1万1910人(2003)。

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