破れかぶれ(読み)ヤブレカブレ

デジタル大辞泉 「破れかぶれ」の意味・読み・例文・類語

やぶれ‐かぶれ【破れかぶれ】

[名・形動]どうにでもなれという気持ちであること。また、そのさま。やけ。「破れかぶれになる」「破れかぶれな(の)気持ちで家を出る」
[類語]やけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ無謀無鉄砲めくら滅法闇雲盲目的後先見ず向こう見ず命知らず無闇やたらみだり無性にむやみやたらめったやたらめった無下に後先なし無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいままデスパレート切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍とてつもない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすら

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精選版 日本国語大辞典 「破れかぶれ」の意味・読み・例文・類語

やぶれ‐かぶれ【破かぶれ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) もうどうにでもなれという気持。また、そのさま。自暴自棄。すてばち。やけ。
    1. [初出の実例]「破れかふれ、手勢にておしよせて天ばち火にも水にもなれ」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))

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