デジタル大辞泉
「ぞっこん」の意味・読み・例文・類語
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ぞっ‐こん
- ( 古くは「そっこん」 )
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 心の底。しんそこ。
- [初出の実例]「そっこんから燕せらるるぞ」(出典:両足院本毛詩抄(1535頃)一〇)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 しんそこから。心から。まったく。
- [初出の実例]「人には云い勝ともそっこん心には服せざるなり」(出典:古活字本荘子抄(1620頃)一〇)
- 「滝川に属懇(ゾクコン)惚れた角左衛門が」(出典:歌舞伎・侠客五雁金(1794)序幕)
- [ 3 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 惚れて全く心を奪われるさま。
- [初出の実例]「其のぞっこんであった男が」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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