過度(読み)カド

デジタル大辞泉 「過度」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「過度」の意味・読み・例文・類語

か‐どクヮ‥【過度】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 普通の程度を超えていること。また、そのさま。いきすぎるさま。なみはずれ。
    1. [初出の実例]「房内過度」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))
    2. 「過度(クヮド)に緊張した神経が、どんな微細な刺戟にも異様に感応する」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉二四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一四年〕
  3. ( ━する ) 仏語生死の海を渡って悟りの彼岸に到ること。度。
    1. [初出の実例]「みなことごとく生死を過度すべし」(出典:元久法語(1205‐07頃))
    2. [その他の文献]〔無量寿経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む