滅多矢鱈(読み)メッタヤタラ

デジタル大辞泉 「滅多矢鱈」の意味・読み・例文・類語

めった‐やたら【滅多矢×鱈】

[形動][文][ナリ]考えもなく手当たり次第に何かをしたり、数量・度合いなどがむやみに多かったりするさま。むやみやたら。「滅多矢鱈に書きまくる」
[補説]「滅多矢鱈」は当て字
[類語]みだりやたらむやみ無性にむやみやたらめったやみくもあまり無下に後先なし無謀無鉄砲めくら滅法盲目的後先見ず向こう見ず命知らず破れかぶれやけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいまま切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍とてつもない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすらやけに比較的割と割に割りかし割方割合結構大幅随分かなり相当なかなか大分大層すこぶるいやにえらい馬鹿余程余っ程とってもうんと極めて極み甚だごく極極ごくごく至極無上至上誠に実に至ってひときわ飛び切り限り無い底抜けとりわけことに取り立てて非常全く以ていた著しいべらぼう

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精選版 日本国語大辞典 「滅多矢鱈」の意味・読み・例文・類語

めった‐やたら【滅多矢鱈】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「滅多矢鱈」はあて字 ) =めったむしょう(滅多無性)
    1. [初出の実例]「つつ立春の四方のよそほひ 山々やめったやたらに霞らん」(出典:俳諧・やつこはいかい(1667))
    2. 「よいやらあしゐやら評判もなく〈略〉めったやたらに誉そやせば」(出典:評判記・野郎にぎりこぶし(1696)三)

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