後先見ず(読み)アトサキミズ

デジタル大辞泉 「後先見ず」の意味・読み・例文・類語

後先あとさき

前後事情を考えず無分別に振る舞うようす。「後先見ず行動」「後先見ずに突進する」
[類語]無謀無鉄砲めくら滅法闇雲盲目的向こう見ず命知らず無闇やたらみだり無性にむやみやたらめったやたらめった無下に後先なし破れかぶれやけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいまま切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍とてつもない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすら

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精選版 日本国語大辞典 「後先見ず」の意味・読み・例文・類語

あとさき【後先】 見(み)

  1. 前後を顧みない無分別なこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「跡先見ずの猪の獅子武者とは此たぐひの形気なるべし」(出典:世話詞渡世雀(1753)上)

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