自棄っぱち(読み)ヤケッパチ

デジタル大辞泉 「自棄っぱち」の意味・読み・例文・類語

やけっ‐ぱち【自棄っぱち】

[名・形動]やけ(自棄)」を強めていう語。「絶望して自棄っぱちになる」
[類語]自暴自棄やけ破れかぶれふてくされるやけくそ自棄捨て鉢八方破れ無謀無鉄砲めくら滅法闇雲盲目的後先見ず向こう見ず命知らず無闇やたらみだり無性にむやみやたらめったやたらめった無下に後先なし無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいままデスパレート切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍とてつもない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自棄っぱち」の意味・読み・例文・類語

やけっ‐ぱち【自棄ぱち】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 「やけ(焼)」を強めていう語。
    1. [初出の実例]「気持を悪くして、そんな自棄っぱちなむちゃを言ふのかと」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉水神)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android