デジタル大辞泉
「損」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そこないそこなひ【損】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「そこなう(損)」の連用形の名詞化 )
- ① そこなうこと。こわれたり、悪くなったりすること。
- [初出の実例]「終には皇国の損害(ソコナヒ)とも相成べき大事に至っては」(出典:志都の岩屋講本(1811)上)
- ② ( 「ぞこない」とも。動詞の連用形に付けて ) しそこなうことの意を表わす。
- [初出の実例]「日蓮幼少の時、習そこなひの天台真言宗に教へられて」(出典:日蓮遺文‐題目彌陀名号勝劣事(1264))
ぞん【損】
- 〘 造語要素 〙 行動・動作を表わす動詞またはそれに準ずる活用語の連用形に付いて、その行動をしても、結果として不利益にしかならなかったことを表わす。「骨折り損」など。
- [初出の実例]「皆喰(くは)れ損(ゾン)になるはしれた事」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)三)
そん‐じ【損】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「そんずる(損)」の連用形の名詞化 ) こわれいたむこと。いたみそこなうこと。また、その部分。いたみ。
- [初出の実例]「夜にでも宅(うち)へ参て釣道具の損じを直して呉れ」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「損」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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