デジタル大辞泉 「条」の意味・読み・例文・類語
じょう【条〔條〕】[漢字項目]
[学習漢字]5年
1 木の細い枝。「枝条・柳条」
2 すじ。すじ状のもの。「
3 縦横に区切った道筋。「条坊・条里制」
4 秩序立った筋道。「条理」
5 一筋ずつ書き並べた文。「条件・条項・条文・条約・条例/箇条・教条・玉条・信条・前条・逐条」
6 事柄。「別条」
7 「絛」(さなだひも)の代用字。「条虫」
[名のり]え・えだ・なが
[難読]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…日本の都城制において,京域内を縦横に通ずる大路によって碁盤の目のように方格に区分し,東西の列を〈○条〉,南北の列を〈○坊〉とよぶとともに,方格そのものをもまた〈坊〉と称する制度。律令制では,戸令の規定によって,京職の配下として,各坊に坊長1人,各条の4坊ごとに坊令1人が任ぜられ,戸口の検校,姧非の督察,賦徭の催駈に当たった。…
…古代日本に行われた耕地の地割の制。6町=60歩×6=約650m間隔に土地を縦横の道路や畦畔(けいはん)で方格に区画し,横(東西)の列を条(または図),縦(南北)の列を里とし,それぞれ起点から順次数字を冠して何条・何里と呼ぶ。またこのようにしてできた6町平方の区画(これをまた固有名詞を付して何々里という)の各辺を1町ごとに6等分し,1里内を方1町の地積をもつ36の坪に分かち,それらを(1)千鳥式(連続式),または(2)並行式の数え方に従って,1坪から36坪まで呼称する(図1)。…
※「条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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