無鉄砲(読み)ムテッポウ

デジタル大辞泉 「無鉄砲」の意味・読み・例文・類語

むてっ‐ぽう〔‐パウ|‐パフ〕【無鉄砲/無手法】

[名・形動]《「むてんぽう(無点法)」、または「むてほう(無手法)」の音変化という。「無鉄砲」は当て字》是非や結果を考えずにむやみに行動すること。また、そのさまや、そのような人。むこうみず。「―な計画」
「余程の―でなければ」〈福沢福翁自伝
[類語]無謀向こう見ず命知らずめくら滅法闇雲盲目的後先見ず無闇やたらみだり無性にむやみやたらめったやたらめった無下に後先なし破れかぶれやけ自暴自棄ふてくされるやけくそやけっぱち自棄捨て鉢八方破れ無軌道放埒ほうらつ放縦放逸奔放野放図勝手次第好き勝手ほしいまま切実切切痛切つくづくつらつらひしひししみじみこころからしんから心が動くこよなくぞっこんじいん度外れめっぽう途方もない途轍もない桁違い過度すごくひどいはなはだこの上ないとても特別ことさらひたすら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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