二束三文(読み)ニソクサンモン

デジタル大辞泉 「二束三文」の意味・読み・例文・類語

にそく‐さんもん【二束三文/二足三文】

数量が多くても、値段がごく安いこと。また、ひどく安い値段。「―で売り払う」
[補説]2たばでわずか3文の値である意で、金剛草履の値段から出た語という。
[類語]安い・低廉・安値・廉価・安直・安上がり・割安・格安・徳用・安価・安め・経済的・最安値・底値・フロアプライス・買い得・お買い得感・下値・奉仕・負ける・勉強する・お値打ち感・お試し・捨て値・潰し値・潰し値段・値頃・値頃感・極安・手頃・安っぽい・赤札・特価・ろは・只ただ・バーゲン・バーゲンセール・廉売・特売・叩き売り・投げ売り・捨て売り・乱売・見切り売り・買い叩く・セール・棚ざらえ・負ける・値引き・ダンピング・蔵払い・蔵ざらえ・割引・値切る・小切る・下落・値下げ・値下がり・けち・売らんかな・三文・安かろう悪かろう・馬鹿値・低価・底入れ・低落・値崩れ・急落・暴落・減価・色を付ける・出血受注・お勤め品・ロープライス

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精選版 日本国語大辞典 「二束三文」の意味・読み・例文・類語

にそく‐さんもん【二束三文・二足三文】

  1. 〘 名詞 〙 ( 金剛ぞうりが二足で三文の値であったところからという ) 値段がきわめて安いこと。捨て売りにする値段。また、品物をまとめて安く投げ売りするときなどにいう。
    1. [初出の実例]「二そく三もんする物を三十とるは雪駄(せった)大夫か」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)

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四字熟語を知る辞典 「二束三文」の解説

二束三文

値段がきわめて安いこと。捨て売りにする値段。また、品物をまとめて安く投げ売りするときなどにいう。

[使用例] 次々と田や山を二束三文で売ってしまったのでした[川端康成*十六歳の日記|1925]

[使用例] 預金は封鎖される、財産税は課される、土地は二束三文に買い上げられてしまう[石坂洋次郎*青い山脈|1947]

[解説] 昔、金剛ぞうりが二足でわずか三文の値だったことからといわれます。古くは、「二束」は「二足」とも書きました。

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