コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

太田[市] おおた

世界大百科事典 第2版の解説

おおた【太田[市]】

群馬県南東部の工業都市。1948年市制。人口14万3057(1995)。利根川と渡良瀬川にはさまれた広い低地を占め,北部に八王子丘陵,中央部に金山丘陵がある。中世は新田氏所領で,金山には金山城が築かれた。徳川家康が建立した大光院(子育呑竜)の門前町として,また日光例幣使街道の宿場町として発達した。1919年中島飛行機製作所が設立され,第2次大戦中は一大軍需工業地帯の中心となった。戦後軍需工場は壊滅したが,50年ころからスクーター製造やメリヤス工業が興り,その後中島飛行機の跡を継いだ富士重工の自動車生産を頂点に,電機,機械,金属,プラスチックなどの工場が立地し,近年は高崎,前橋を大きくひきはなして群馬県内第1位,1兆2670億円,県全体の16%(1995)の工業出荷額を誇っている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

太田[市]の関連キーワード徳川光圀佐竹氏水戸藩新田