寒気(読み)カンキ

デジタル大辞泉 「寒気」の意味・読み・例文・類語

かん‐き【寒気】

寒さ。寒さの程度。また、冷たい空気。「寒気がゆるむ」「寒気にさらされる」《季 冬》
[類語]寒さ・寒気さむけ・寒波・寒冷・酷寒・極寒・厳寒・寒い・肌寒い・薄ら寒い・寒寒・深深・凜凜・冷え込む・うそ寒い・余寒・春寒はるさむ・春寒しゅんかん・寒の戻り・冴え返る・夜寒・冷える・底冷え・花冷え・梅雨寒・梅雨冷え

さむ‐け【寒気】

1 寒さ。かんき。
2 病気による発熱や恐怖感・嫌悪感などのために、不愉快な寒さを感じること。悪寒おかん。「寒気がする」「寒気を覚える」
[類語](1)寒さ・寒気かんき・寒波・寒冷・酷寒・極寒・厳寒/(2)悪寒おかん・熱気・風邪気・風邪気味・震え・身震い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寒気」の意味・読み・例文・類語

さむ‐け【寒気】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 寒さの程度。寒さ。かんき。
    1. [初出の実例]「もっての外かの、さむけなれば、さだめて大ゆきふるべし」(出典:御伽草子・七草ひめ(室町時代物語大成所収)(室町末)下)
  3. ② 病気または恐怖などのために、からだに不愉快な寒さを感じること。また、その感じ。悪寒(おかん)。
    1. [初出の実例]「るりのひえたをみて雪氷とおもうてさむけがたったと云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)三)

かん‐き【寒気】

  1. 〘 名詞 〙 寒く感じられる気配。また、寒さの程度。寒さ。寒け。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「霜花逾入レ鬢、寒気益顰レ眉」(出典:懐風藻(751)贈旧識〈石上乙麻呂〉)
    2. 「寒気(カンキ)膚(はだへ)を侵し」(出典:太平記(14C後)一二)
    3. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「寒気」の意味・わかりやすい解説

寒気
さむけ

体が冷え、ぞくっと震えることで、医学的には悪寒(おかん)という。赤痢、しょうこう熱、ジフテリアなどの急性感染症や、マラリア、腎盂(じんう)炎、胆石症などの急激な体温上昇発作の際にみられる。皮膚の血管が収縮するため、非常な寒さを感ずるとともに、皮膚の粟粒(ぞくりゅう)、すなわち鳥肌を生じ、歯をガタガタと鳴らし、全身の震え、戦慄(せんりつ)を呈する状態となる。したがって、発熱の仕方の一種として悪寒戦慄ということばが用いられる。この状態は5~15分程度持続し、また繰り返しておこることもある。感染や炎症によって産生された毒素の吸収により、また病原体が血液中に侵入する刺激などにより、おこるといわれている。さらに輸血や薬剤の静脈注射のあとにおこることも経験的に知られている。

[渡辺 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寒気」の読み・字形・画数・意味

【寒気】かんき

寒さ。

字通「寒」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む