常常(読み)ツネヅネ

デジタル大辞泉 「常常」の意味・読み・例文・類語


じょう‐じょう〔ジヤウジヤウ〕【常常】

ふだん。つねづね。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常常」の意味・読み・例文・類語

つね‐づね【常常】

  1. 〘 名詞 〙 日常的であること。いつも。ふだん。平生。居常。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「見るやうありと常づね申し給ふ」(出典:落窪物語(10C後)二)
    2. 「つねづねの養生」(出典:仮名草子・犬枕(1606頃))

じょう‐じょうジャウジャウ【常常】

  1. 〘 名詞 〙 つねづね。日常。ふだん。平生。
    1. [初出の実例]「おめへの噂をいっそ、でうでうしなへすよ」(出典:洒落本・深川手習草紙(1785)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「常常」の読み・字形・画数・意味

【常常】じようじよう(じやうじやう)

つねづね。唐・韓〔十二郎を祭る文〕吾(われ)曰く、是の疾や、江南の人、常常に之れりと。未だ始めより以て憂と爲さざりしなり。嗚呼(ああ)、其れ(つひ)に此れを以て其の生を殞(おと)せるか。

字通「常」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android