薫育(読み)クンイク

デジタル大辞泉 「薫育」の意味・読み・例文・類語

くん‐いく【薫育】

[名](スル)徳をもって人を教え導くこと。薫陶化育。しつけ
[類語]助言教示訓示アドバイスコンサルティングカウンセリング指導導き教え手引き指南教授教育訓育教導補導ほどう善導誘掖ゆうえき鞭撻べんたつ手ほどき教習コーチ伝授する講義する講ずる仕込むたたき込む育てる導く仕付ける教鞭を執る教化教学文教育英教えるガイダンス手を取る示教指教徳育知育体育矯正薫陶入れ知恵洗脳感化徳化醇化啓発啓蒙

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精選版 日本国語大辞典 「薫育」の意味・読み・例文・類語

くん‐いく【薫育】

  1. 〘 名詞 〙 徳をもって教え導くこと。薫陶化育(くんとうかいく)。しつけ。
    1. [初出の実例]「実際を云ふと親爺の所謂薫育(クンイク)は、此父子の間に纏綿する暖かい情味を」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉三)

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普及版 字通 「薫育」の読み・字形・画数・意味

【薫育】くんいく(ゐく)

匈奴古名。〔史記、周紀〕古(たんぽ)復(ま)た后稷劉の業を修め、を積み義を行ひ、國人皆之れを戴く。戎狄之れを攻む。~(ひん)を去り、漆・沮を渡り、梁山を踰(こ)えて、岐下に止まる。

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