気になる(読み)キニナル

デジタル大辞泉 「気になる」の意味・読み・例文・類語

にな・る

心配になる。気にかかる。
[類語]不安考え事思案物思い心配気疲れ気苦労心痛心労懸念恐れ憂慮取り越し苦労杞憂悲観恐れる危惧きぐ危懼きく疑懼ぎく胸騒ぎ気がかり心がかり不安心心細い心許こころもとない憂い気遣いわずら怖い危なっかしいおぼつかない頼り無いおののく動揺心騒ぎ煩慮憂惧ゆうぐ憂懼ゆうく憂い事気遣わしい痛心鬼胎ひやひやはらはらどきどきおどおどあぶなあぶな恐る恐るこわごわおっかなびっくりおじおじおずおずびくびくこわがる臆するおびえるびくつくおじるおじける恐怖恐れをなす悪びれる案ずる気が気でないそぞろ足が地につかない気が揉める居ても立ってもいられない矢も盾もたまらない居たたまれない生きた心地もしない気に病む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気になる」の意味・読み・例文・類語

き【気】 に なる

① 心配に思う。心にひっかかる。気にかかる。
※雑俳・柳多留‐一二(1777)「気に成て負ると内義たたき付」
② (連体修飾語をうけて) その気持になる。
洒落本傾城買二筋道(1798)冬の床「今夜が此二階のいとまごひだと思へば、ばかなあじな気になった」

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