デジタル大辞泉 「負」の意味・読み・例文・類語
ふ【負】[漢字項目]
[学習漢字]3年
1 物を背にのせる。「負荷・
2 めんどうな物事を背負い込む。身にこうむる。「負債・負傷・負担」
3 後ろだてとする。頼みとする。「誇負・自負・抱負」
4 敵に背を見せて逃げる。まける。「
5 数学で、零より小さい数。「負号・負数/正負」
[名のり]え・ひ・おい・ます
[難読]



るなり」とする。また「一に曰く、貸を受けて償はず」とあり、負債の意。古い字形を見ないが、古い時代には貝は財宝の主たるものであるから、これを負担する形とみてよい。金文の図象に貝を綴って一朋とし、これを前後ふりわけにして荷う形のものがある。負恃の意はその引伸の義。勝負の意は、敗北することによって負荷を加える意とも解されるが、敗・背の声義の関係を考えることもできる。
オフ・ソムク・トシ・タノム・ウレヘ・ハヂ・ハヅ・オホス・マク 〔字鏡集〕
トシ・タノム・ニナフ・ソムク・ハヂ・イタダク・カル・マク・オフ・オホス・ノゾム・ウレフ・チカラヲコシ
声として
の一字を収める。
はからすうり。〔礼記、月令(孟夏の月)〕の王
がそれであるという。
biu
は背pu
k、北p
kと声義近く、
は背に負戴すること。背・北と声近く、にげる、そむくの意がある。また敗beatは貝、あるいは宝器の鼎をうって毀敗する意。敗北の意において通用する。
▶・負倚▶・負違▶・負羽▶・負嫗▶・負下▶・負荷▶・負懐▶・負廓▶・負郭▶・負気▶・負貴▶・負
▶・負義▶・負
▶・負
▶・負嵎▶・負屈▶・負
▶・負剣▶・負暄▶・負言▶・負固▶・負鼓▶・負才▶・負債▶・負載▶・負材▶・負罪▶・負山▶・負恃▶・負
▶・負疾▶・負質▶・負実▶・負手▶・負乗▶・負心▶・負薪▶・負芻▶・負贅▶・負石▶・負銭▶・負阻▶・負俎▶・負租▶・負俗▶・負他▶・負戴▶・負託▶・負諾▶・負担▶・負図▶・負弩▶・負徳▶・負任▶・負能▶・負背▶・負敗▶・負版▶・負犯▶・負畔▶・負販▶・負非▶・負逋▶・負姆▶・負冒▶・負謗▶・負畚▶・負約▶・負勇▶・負
▶・負養▶・負耒▶・負累▶・負類▶・負穢▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…朝鮮独特の土地面積表示法。起源は,人間の手で一握りの量の穀物を租税として負担すべき広さの土地を1把の土地とし,10把を1束,10束を1負,100負を1結としたことに始まると思われる。三国時代から1918年までの長い期間使用されたが,その内容は時代により異なる。…
※「負」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...