うそうそ(読み)ウソウソ

デジタル大辞泉の解説

うそ‐うそ

[副]
落ち着きなく歩き回ったり見回したりするさま。うろうろ。きょろきょろ。
「男は庭の真中に立って、―家の中を見廻していた」〈秋声・足迹〉
どことなくはっきりしないさま。間の抜けたさま。
「暮―と遠き人声/宰馬」〈秋の日

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大辞林 第三版の解説

うそうそ

( 副 )
あたりを見回したりして落ち着かないさま。 「小声に呼ふで-と尋ね廻るは/浄瑠璃・百日曽我」
どことなく、はっきりしないさま。 「暮-と遠き人声(宰馬)/秋の日」
まぬけなさま。 「 -と来て物申ものもうの苛酷いらいどさ/柳多留拾遺」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

うそ‐うそ

〘副〙 (「と」を伴う場合もある)
① 落ち着かない態度で、見回したり歩き回ったりするさまを表わす語。きょろきょろ。うろうろ。まごまご。
浄瑠璃・百日曾我(1700頃)三「小声に呼ふで、うそうそと尋ね廻るは」
② どことなく物事のはっきりしないさまを表わす語。
※俳諧・秋の日(1772)「壺の金ちょっちょと堀て遣ふ也〈暁台〉 暮うそうそと遠き人声〈宰馬〉」
③ はっきりしない態度やまぬけたさまを表わす語。のそのそ。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇「うそうそと来て物申(ものもう)のいらひとさ」

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