取り敢えず(読み)トリアエズ

デジタル大辞泉 「取り敢えず」の意味・読み・例文・類語

とりあえ‐ず〔とりあへ‐〕【取り敢えず】

[副]
ほかのことはさしおいて、まず第一に。なにはさておき。「取り敢えず母に合格を知らせる」「取り敢えずお礼まで」
何する間もなく。すぐに。「取り敢えず応急処置をして、病院へ運ぶ」
[補説]「取り敢えずの」の形で、名詞を修飾することがある。「粘土を練って取り敢えずの形にする」
[類語]差し向き差し当たりしばらく当分当面当座ひとまずさしずめまずもってまず始め最初第一一次原初嚆矢こうし手始め事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭出出でだ滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけスタート序の口皮切り第一歩第一声始まり始まる始めるトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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