デジタル大辞泉 「一先ず」の意味・読み・例文・類語 ひと‐まず〔‐まづ〕【一▽先ず】 [副]今後のことは別にして、その時点で一応の区切りをつけるさま。とりあえず。さしあたって。「これで一先ず落ち着ける」[補説]「ひとまずの」の形で、名詞を修飾することがある。「一先ずの結論を伝える」[類語]差し向き・差し当たり・しばらく・当分・当面・当座・さしずめ・とりあえず・まずもって・まず・始め・最初・第一・一次・原初・嚆矢こうし・手始め・事始め・優先・一番・初しょっ端ぱな・いの一番・真っ先・先立ち・先頭・当初・初期・初頭・始期・早期・劈頭へきとう・冒頭・出出でだし・滑り出し・初手・出端ではな・端はな・端はし・口開け・取っ付き・頭あたま・のっけ・スタート・序の口・皮切り・第一歩・第一声・始まり・始まる・始める・トップ・初発・発端・端緒・濫觴らんしょう・権輿けんよ・起こり・緒・とば口・取っ掛かり・開始・幕開き・開幕・立ち上がり・口切り・最優先・何をおいても・何はさておき・何はともあれ・口火を切る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「一先ず」の意味・読み・例文・類語 ひと‐まず‥まづ【一先・一旦】 〘 副詞 〙 物事が経過する中で一段落したり一区切りをつけたりするときに用いる語。何はともあれ、まず。いずれにしても、とにかく。一応。いったん。いろいろ解決しなければならないことがあったり、それから先のことは決めかねている状況の中でとりあえずひとつのことをする時に用いることが多い。[初出の実例]「自然の事あらん時のひとまづの息をもやすめ」(出典:芸大本平家(13C前)九)「一方より打破て、一先(ヒトマヅ)落て御覧有る可しと存候」(出典:太平記(14C後)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by