いの一番(読み)イノイチバン

デジタル大辞泉 「いの一番」の意味・読み・例文・類語

い‐の‐いちばん【いの一番】

《「いろは」の一番目の意から》真っ先。一番目。「いの一番に会場に入る」
[類語]一番第一真っ先最初初発先頭トップ初め一次原初嚆矢手始め事始めまず優先しょぱな先立ち当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭出出でだ滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけスタート取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口皮切り第一歩第一声始まり始まる始める発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る先ず以て

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精選版 日本国語大辞典 「いの一番」の意味・読み・例文・類語

い‐の‐いちばん【いの一番】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いろは」で順番をつけたもののうちの第一番目の意から ) まっさき。一番最初。
    1. [初出の実例]「喃(なん)だっていの一番(バン)に縹致(きりゃう)剛気で年若で」(出典団団珍聞‐五五七号(1886))

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