たい‐せつ【大雪】
〘名〙
① はげしく降る雪。多く積もった雪。おおゆき。
※
正法眼蔵(1251‐53)行持下「しかあるに大雪市地埋
レ山没
レ峰なり」 〔
春秋左伝‐隠公九年〕
※
延喜式(927)
一六「撃
下開
二閇諸門
一鼓
上、起
二大雪十三日
一至
二冬至十五日
一〈日出辰一刻二分日入申四刻六分〉」
おお‐ゆき おほ‥【大雪】
〘名〙 ひどく降る雪。たくさんにつもった雪。⇔
小雪。《季・冬》
※
万葉(8C後)二・一〇三「わが里に大雪降れり大原の古りにし里に降らまくはのち」
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デジタル大辞泉
「大雪」の意味・読み・例文・類語
たい‐せつ【大雪】
1 激しく降る雪。多く積もった雪。おおゆき。
2 二十四節気の一。12月7日ごろ。《季 冬》
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大雪
たいせつ
二十四節気の一つ。陰暦11月の節で、立冬後30日、新暦では12月7日ごろにあたる。季節のうえでは、ちょうど初冬の中ごろにあたる。大都会では風の弱い日はスモッグの季節であり、また本土の日本海側では大雪が降る年もある。海は時化(しけ)る日が多くなるが、ブリやハタハタの季節でもある。クチナシやヤブコウジが赤く染まり、暖かい地方ではウメのつぼみが発育を始める季節である。
[根本順吉]
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大雪
だいせつ
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 11月節 (11月前半) のことで,太陽の黄経が 255°に達した日 (太陽暦の 12月7日か8日) に始り,冬至 (12月 21日か 22日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではその第1日目をさす。この頃は降雪の多い時期で,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (かつ鳥不鳴,虎始交,茘挺出) に区分した。これは,やまどりは鳴かず,虎は交接を始め,おおにらが生える時期の意味である。
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大雪
12月7日頃 大雪とは、山岳ばかりでなく平野にも雪が降り積もる季節ということからついた呼び名です。この頃になると九州地方でも氷が張ります。街はクリスマスの飾りでにぎやかになる頃ですね。
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普及版 字通
「大雪」の読み・字形・画数・意味
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