デジタル大辞泉 「政」の意味・読み・例文・類語
せい【政】[漢字項目]
[学習漢字]5年
〈セイ〉1 国家・社会を正しくおさめること。まつりごと。「政権・政策・政治・政党・政府・政令/悪政・為政・王政・行政・憲政・国政・参政・市政・施政・失政・善政・内政・農政・暴政」
2 筋道を立ててやりくりすること。「家政・財政」
〈ショウ〉まつりごと。「摂政・[名のり]おさ・かず・きよ・こと・すなお・ただ・ただし・ただす・なり・のぶ・のり・まさ・まさし・ゆき
[難読]
〈セイ〉
〈ショウ〉まつりごと。「摂政・



という。〔説文〕三下に「正なり。攴に從ひ、正に從ふ。正は亦聲なり」とする。正は征服、征は征取、政は支配することをいう。金文の〔禹鼎(うてい)〕に「井(けい)(
)方を
(をさ)めよ」、〔毛公鼎〕に「命を
き
を
き、小大の楚賦(胥賦・賦税)を
(をさ)めよ」とあり、政治的経済的な支配を意味するが、ときには〔叔夷
(しゆくいはく)〕「我が三軍を
(をさ)めよ」のように、軍事・軍政にもいう。
マツリゴト・ノリ・ヲサム・アラタム・マサシ・ナリ・セム・サカシ・ウツ・カタシ・タダス・ノフ・ナル
・正・征・整・証tjiengは同声。整は「ととのう」、証は「諫む」と訓し、みな正の声義を承ける。
政・理政・力政・立政・臨政・廉政出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国,秦代の王(在位,前247‐前222),中国最初の皇帝(在位,前222‐前210)。姓は
(えい),名は政。荘襄王の子。一説では実父は陽翟の大賈である呂不韋とする。荘襄王が人質となって趙に寄寓していたおりに呂不韋は自分の姫妾を荘襄王に献上したが,彼女はすでに妊娠していたという。政は趙の国都邯鄲に生まれ,荘襄王の死去により13歳で秦王となった。はじめ呂不韋を相国として国事をゆだねたが,即位10年に嫪毒(ろうあい)の事件に連座したためにしりぞけ,ついで法家の李斯を重用した。…
※「政」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...