縦んば(読み)ヨシンバ

デジタル大辞泉 「縦んば」の意味・読み・例文・類語

よしん‐ば【縦んば】

[副]たとえそうであったとしても。かりに。「縦んば間違ったとしても心配はない」
[類語]たとえたといもし仮にもしかよしやもしも万一まんいち万一ばんいち万が一万万一もしやもしかしたらもしかするとひょっとするとひょっとしたらひょっとしてあるいはもしかしてどうかすると下手すると一つ間違えばことによるとあわよくばまかり間違うよもやまさか万万ばんばん夢かうつつ図らずもはしなくはしなくも思いがけず思いも寄らない思いのほか心外突然唐突案に相違する意表を突く意表予想外意想外ゆくりなくまぐれひょんなひょっとゆくりなし我にもなく期せずして悪くすると事と次第による事によるとともするとややもすれば何かにつけ何かと言えば折に触れてもしくははたまたないし偶然たまさか時としてかも知れない思わず思わず知らず我知らず知らず知らず折もあろうに折悪しく慮外存外望外

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縦んば」の意味・読み・例文・類語

よしん‐ば【縦ば】

  1. 〘 副詞 〙 たといそうであったとしても。かりにそうであっても。
    1. [初出の実例]「よしんば忍びて観音へ参詣を致すにもせよ」(出典:浄瑠璃・壇浦兜軍記(1732)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android