事と次第による(読み)コトトシダイニヨル

デジタル大辞泉 「事と次第による」の意味・読み・例文・類語

こと次第しだいによ・る

結果対処仕方が、事柄やなりゆきにかかわる。「―・っては今日は帰れない」
[類語]もし仮にたとえもしかよしんばたといよしやもしも万一万一ばんいち万が一万万一もしやもしかしたらもしかするとひょっとするとひょっとしたらひょっとしてあるいはもしかしてどうかすると下手すると一つ間違えばことによるとあわよくばまかり間違うよもやまさか万万ばんばん夢かうつつ図らずもはしなくはしなくも思いがけず思いも寄らない思いのほか心外突然唐突案に相違する意表を突く意表予想外意想外ゆくりなくまぐれひょんなひょっとゆくりなし我にもなく期せずして悪くすると事によるとともするとややもすれば何かにつけ何かと言えば折に触れてもしくははたまたないし偶然たまさか時としてかも知れない思わず思わず知らず我知らず知らず知らず折もあろうに折悪しく慮外存外望外

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精選版 日本国語大辞典 「事と次第による」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 と=次第(しだい)[=術(すべ)・場合(ばあい)]による

事柄や状況(または仕方)によることで、一概にはきめられない。
洒落本・世説新語茶(1776‐77か)笑止「事とすべによっちゃア此土地をはき地にして」

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