変梃(読み)ヘンテコ

デジタル大辞泉 「変梃」の意味・読み・例文・類語

へん‐てこ【変×梃】

[名・形動]奇妙なさま。変なさま。また、そのようなもの。へんちき。へんちくりん。へんてこりん。「変梃建物」「変梃理屈をこねる」
[類語]異常特異異状異例非常別条不自然変ちくりん変てこりん異様奇異奇妙みょう面妖めんよう不思議不可解不審奇怪奇態風変わり妙ちきりんけったいおかしいおかしな奇天烈きてれつ珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「変梃」の意味・読み・例文・類語

へん‐てこ【変梃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 変なさま。奇妙なさま。ばかげているさま。また、そのようなものや人。へんちき。へんちきりん。へんちきちん。へんちくりん。へんてこりん。へんてこらい。へんてけれん。へんとこ。へんみょう。へんみょうらい。へんぴょうらい。へんぽうらい。
    1. [初出の実例]「此方の愚鈍(ヘンテコ)は、あざとすべたを知らず」(出典洒落本・風俗問答(1776))
    2. 「へんてこな皃(かほ)をして居る」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む