デジタル大辞泉 「田舎」の意味・読み・例文・類語
い‐なか〔ゐ‐〕【田‐舎】
2 田畑が多く、のどかな所。人家が少なく、静かでへんぴな所。「便利になったとはいっても、まだまだ
3 生まれ故郷。郷里。父母や祖父母のふるさとについてもいう。「うちの
4 (名詞に付き、接頭語的に用いて)素朴・粗暴・やぼなどの意を表す。「
[類語](1)(2)在・
( 1 )①は、中古以前は、都から離れた土地をいい、たとえば「伊勢物語‐五八」の例は、平安京の外にある長岡をさす。類義語「ひな」は畿外の地をいうが、次第に古語となった。
( 2 )「ゐなか」は、「みやこ」の対として、蔑視されていたとは限らない。上代のいわゆる両貫貴族の本貫の地、すなわち生産を営む場をさす場合には侮蔑性は少なく、都会的洗練を経ないものとしては、次第に、蔑称の意識が強まり、その意味での数多くの複合語をつくる。
( 3 )中世では京都郊外よりさらに外の地、また単に地方の意にも使われたらしい。
〕傾倚申脚の
を以て、妖
(えうけん)標秀と爲し、風格端嚴なる
を以て、田舍の朴
(ぼくがい)(すなおで愚か者)と爲す。字通「田」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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