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ジャクソン じゃくそんReggie Jackson

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジャクソン(Reggie Jackson)
じゃくそん
Reggie Jackson
(1946― )

アメリカのプロ野球選手(左投左打)。1967年から87年まで大リーグ(メジャー・リーグ)のカンザスシティ・アスレチックス(現オークランド・アスレチックス)、ボルティモア・オリオールズ、ニューヨーク・ヤンキース、カリフォルニア・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)に外野手兼指名打者(DH)として所属し、ホームランと勝負強さで人気を博した。
 5月18日、ペンシルベニア州のワインコートで生まれる。アリゾナ州立大当時から強打で知られ、1966年のドラフトでアスレチックスから1巡目(全米で2位)で指名されて入団。アスレチックスの中心打者として、1971年から75年まで5年連続地区優勝、リーグ優勝3回、ワールド・シリーズ3連覇(1972~74)に大きく貢献した。1973年にはホームラン32本、打点117でホームラン王と打点王のタイトルを獲得し、最優秀選手(MVP)を受賞。対ニューヨーク・メッツとのワールド・シリーズでも打点6をあげてMVPに輝いた。1975年にはホームラン36本で2回目のホームラン王となったが、翌76年にオリオールズにトレード移籍。1977年にはフリーエージェント(FA)でヤンキースに移籍。「けんか屋」とよばれた監督ビリー・マーチンや、チームのまとめ役の主将サーマン・マンソンThurman Munson(1947―79)とたびたび争いを起こし、トラブルメーカーとして悪名をはせたが、1977年の対ロサンゼルス・ドジャースとのワールド・シリーズではプレーで活躍した。第6戦では4回、5回、8回にいずれも初球をたたいて3打席連続ホームランを打ち、シリーズ5ホームランの新記録を達成、シリーズMVPに輝いた。この活躍で、ワールド・シリーズが開催される時期にちなみ、「ミスター・オクトーバー」というニックネームがつけられた。翌78年にもヤンキースはドジャースをワールド・シリーズで破って連覇を成し遂げたが、ジャクソンはこのシリーズでもニックネームどおり、打率3割9分1厘、ホームラン2本の活躍をみせた。1982年、エンゼルスに移籍、87年には古巣アスレチックスへ復帰して21年間の選手生活を閉じた。オールスター出場は14回を数える。
 21年間の通算成績は、出場試合2820、安打2574、打率2割6分2厘、本塁打563、打点1702。獲得したおもなタイトルは、本塁打王4回、打点王1回、MVP1回。1993年に野球殿堂入り。[出村義和]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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