函館[市](読み)はこだて

百科事典マイペディア 「函館[市]」の意味・わかりやすい解説

函館[市]【はこだて】

北海道南西部の市。1922年市制。渡島(おしま)総合振興局所在地。亀田半島の大部分を占め,津軽海峡に面する港湾都市で,青函連絡船が出入する北海道の玄関口として発展してきたが,1988年青函トンネルが開通して連絡船は廃止された。以来本州とは鉄道で結ばれ,函館本線,道南いさりび鉄道の起点をなす。かつては箱館と書かれ,江戸時代の末期には開港場となり,明治中期までは道唯一の商港として経済圏は全道に及んだ。造船,漁業機械,製網,冷蔵,化学肥料,水産加工の工場がある。沖合はイカ漁が盛んで,するめを多産。市街地は美しい夜景で知られる陸繋(りくけい)島の函館山をつなぐ砂州上に発達,巴湾南岸に水産関係の工場や倉庫が並び,住宅地は北部へ広がる。五稜郭湯の川温泉,トラピスチヌ大修道院,恵山がある。JR函館本線,道南いさりび鉄道,国道5号線,227号線,228号線,278号線,函館空港からは国内各地への便があり,また函館港から青森,大間フェリーボートが通じる。2016年3月に開業した北海道新幹線の新函館北斗駅まで,シャトル列車を運行。2004年12月亀田戸井町,恵山町,椴法華村,茅部郡南茅部町を編入東日本大震災で,市内において被害発生。677.86km2。27万9127人(2010)。
→関連項目渡島[支庁]亀田北海道教育大学

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