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南郷[村] なんごう

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世界大百科事典 第2版の解説

なんごう【南郷[村]】

青森県南東部,三戸(さんのへ)郡の村。人口6704(1995)。北上高地北部の丘陵からなり,平たん地は少ない。中心の市野沢は,岩手県軽米(かるまい),九戸(くのへ)を経て奥州街道に至る南部八戸(はちのへ)藩の参勤交代路の要衝であった。東部の階上(はしかみ)町との境界には,久慈街道が通じている。稲作は振るわず,タバコが県下一の生産をあげており,近年はシイタケ栽培も盛んである。1979年からは国営八戸平原総合農地開発事業が実施され,灌漑施設を備えた農地の造成や,世増(よまさり)ダムの建設が進められている。

なんごう【南郷[村]】

福島県南西部,南会津郡の村。人口3172(1995)。奥会津の玄関口に位置する。東西を急峻な山地に囲まれ,中央を北流する只見川上流の伊南(いな)川流域に集落が点在する。中心集落の山口は,只見や田島から奥会津へ向かう沼田街道と田島街道(国道289号線)の分岐点として発達した。就業人口の30%が農林業に従事するが,村域の大部分は山地で国有林が多く,耕地は伊南川沿岸に限られ,しかも冬季の積雪量が170cmにも及ぶため農業条件は厳しいが,生食用の〈南郷トマト〉は首都圏にも出荷されている。

なんごう【南郷[村]】

宮崎県中部,東臼杵郡の村。人口2788(1995)。九州山地の小丸(おまる)川上流域にある。11世紀中ごろから宇佐神宮領として開発され,臼杵荘に属した。中心の神門(みかど)は1903年に細島(日向市)との間に県道が通じてから木材の積出港として発展した。木材,シイタケの林業が主産業で,肉牛も飼育する。神門に百済の禎嘉王をまつる神門神社,小丸川の支流渡(ど)川に渡川ダムがある。国道446号線が通じる。【萩原 毅】

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