四季(文学)(読み)しき

百科事典マイペディア 「四季(文学)」の意味・わかりやすい解説

四季(文学)【しき】

詩の同人雑誌。第1次は1933年5月堀辰雄の編集で四季社より季刊誌として創刊小林秀雄室生犀星らが執筆,春秋2冊。第2次は1934年10月,月刊として四季社より刊。三好達治丸山薫,堀辰雄が編集,同人は萩原朔太郎立原道造中原中也ら。抒情の純粋性を重んじ,四季派の名で呼ばれている。1944年6月終刊,通巻81号。第3次は1946年8月堀辰雄の編集で角川書店より刊。5号で終わった。第4次は,1967年,丸山,神保光太郎,田中冬二らにより,潮流社発行。17号まで。
→関連項目神西清

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