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諦観 タイカン

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デジタル大辞泉の解説

たい‐かん〔‐クワン〕【諦観】

ていかん(諦観)

てい‐かん〔‐クワン〕【諦観】

[名](スル)
本質をはっきりと見きわめること。諦視。「世の推移を諦観する」
あきらめ、悟って超然とすること。「諦観の境地」

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大辞林 第三版の解説

ていかん【諦観】

( 名 ) スル
全体を見通して、事の本質を見きわめること。 「時代を-する」
悟りあきらめること。超然とした態度をとること。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

諦観
たいかん
(?―971)

朝鮮高麗(こうらい)出身の天台宗の僧。唐末五代の戦乱で中国の仏教典籍は散逸したが、江南の呉越(ごえつ)王銭弘俶(せんこうしゅく)の請いにより、961年高麗王は天台典籍を諦観に持たせて呉越に派遣した。その地で諦観は中国天台宗復興の基を築いた天台十二祖義寂(ぎじゃく)の弟子となり、天台教判の要略書として著名な『天台四教儀(しきょうぎ)』を著したとされるが、詳伝は不明。この書は、天台教学の入門書として中国でも多くの注釈書が編述されたばかりでなく、江戸中期以後の日本仏教でも盛んに講述され、「四教儀流伝して台宗昧(くら)し」とされても、江戸末期以後現在に至るまで各宗で用いられる。[塩入良道]

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