愁然(読み)シュウゼン

デジタル大辞泉 「愁然」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愁然」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜんシウ‥【愁然・愀然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 顔色を変えるさま。〔礼記‐哀公問〕
  3. うれえるさま。かなしい思いにしずむさま。しゅうねん。
    1. [初出の実例]「客愀然(シウセン)として前非を悔る様也」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)三)
    2. [その他の文献]〔列子‐仲尼〕

しゅう‐ねんシウ‥【愁然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「ねん」は「然」の呉音 ) =しゅうぜん(愁然)
    1. [初出の実例]「愁然(シウネン)として楽まず」(出典:雑談集(1305)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む