デジタル大辞泉
「聞」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きこえ【聞】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「きこえる(聞)」の連用形の名詞化 )
- ① 耳にきこえること。
- ② ( 世間にきこえることの意から ) うわさ。とりざた。評判。また、世間の思わく。世間てい。外聞。
- [初出の実例]「二条の后に忍びてまゐりけるを、世のきこえありければ」(出典:伊勢物語(10C前)五)
- 「傾城遊女を屋敷へ入ては他所(よそ)の聞へ、殊にかほよ殿の爺御(ててご)の手前も立ぬと言ふて」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)六)
- 「一口に自活とか独立とか云ふと聞えは好いが」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)
- ③ 評判を立てること。言いふらし。いいまえ。
- [初出の実例]「このひんがし山なる寺の塔の会し給ふべしといふ聞えをなして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
ぶん【聞】
- 〘 名詞 〙
- ① 聞くこと。また、聞いて知ること。
- [初出の実例]「様子を聞て病を知るを聞(ブン)と云」(出典:都鄙問答(1739)四)
- ② 令制で、太政官の論奏の奏文の奥上に天皇の裁可のしるしとして宸筆で記される字。大宝令では「可」。また、弾正台の奏弾の文書にも宸筆で書かれる。平安以後は衛府の舎人を任命し内侍を通じて上奏される衛府擬舎人奏(えふぎとねりのそう)にも書かれるようになった。御画聞(ごかくぶん)ともいう。〔令義解(718)〕
もん【聞】
- 〘 名詞 〙 能楽で、演者が観客に与える効果のうち、主として聴覚に訴える面白さ、音曲(謡)の面白さ。
- [初出の実例]「如レ此能の当座を聞より出くる能とは申也」(出典:花鏡(1424)比判之事)
きかせ【聞】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「きかせる(聞)」の連用形の名詞化 ) 歌舞伎の下座音楽の一つ。定まった位置で演奏する下座音楽とは別に、事件の経過に直接関係ある音を、揚げ幕の中や舞台裏で聞かせるもの。「松浦の太鼓」の陣太鼓、「め組の喧嘩」の半鐘など、鳴物を用いることが多い。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「聞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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