若年・弱年(読み)じゃくねん

精選版 日本国語大辞典 「若年・弱年」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐ねん【若年・弱年】

〘名〙
① 年の若いこと。また、経験が少なく成人として見られないこと。また、その人。年若い者若輩
※九冊本宝物集(1179頃)三「是、若年の時所詠の歌也」
黄表紙・敵討義女英(1795)下「岩次郎じゃくねんにて思慮あさく、始終の是非もたださず」 〔宋書‐劉湛伝〕
近世、一一歳から一七歳までの呼称
類典古事類苑・法律三一)「拾壱歳より拾七歳迄、若年と云。右之趣享和二戌年、奥御右筆田中吉蔵より承る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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