視一視(読み)シイッシ

デジタル大辞泉 「視一視」の意味・読み・例文・類語

し‐いっし【視一視】

じっとよく見ること。
「襟間の時器とけいを出し、―して曰く」〈織田訳・花柳春話
[類語]まじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据える睨む目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「視一視」の意味・読み・例文・類語

し‐いっし【視一視】

〘名〙 じっと見つめること。凝視。熟視。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一「語未だ終らざるに襟間の時器(とけい)を出し、視一視して曰く」

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