目する(読み)モクスル

デジタル大辞泉 「目する」の意味・読み・例文・類語

もく・する【目する】

[動サ変][文]もく・す[サ変]
目をつける。みなす。「首謀者と―・される」
認める。評価する。「だれからも秀才と―・されてきた」
注目する。「将来を―・される」
[類語](2買う買い被る一目置く/(3まじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

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精選版 日本国語大辞典 「目する」の意味・読み・例文・類語

もく‐・する【目】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]もく・す 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. 見る。目をつける。見つめる。
    1. [初出の実例]「公蘭丸を目して曰く汝何ぞ言はざると」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉三)
  3. 目で知らせる。目くばせする。
    1. [初出の実例]「天皇目大臣、大臣進返給」(出典:九暦‐逸文・承平七年(937)三月二八日)
  4. そうであると認める。見なす。評価する。
    1. [初出の実例]「畸人をもて目すといへども」(出典:近世畸人伝(1790)題言)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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