虎視(読み)コシ

デジタル大辞泉 「虎視」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「虎視」の意味・読み・例文・類語

こ‐し【虎視】

  1. 〘 名詞 〙 虎が獲物をねらうように鋭い目で見つめること。主に、機会をねらっているさまに用いる語。「虎視眈眈」
    1. [初出の実例]「安不危。况虎視方久」(出典本朝文粋(1060頃)二・新羅賊勅符〈兼明親王〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐古風〕

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普及版 字通 「虎視」の読み・字形・画数・意味

【虎視】こし

虎が鋭くねらい見つめる。〔易、頤、六四〕虎眈眈(たんたん)、其の欲(ちくちく)たるも、咎(とが)无(な)し。

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